歯磨きとインフルエンザ
2019年 05月 23日
先のゴールデンウィークで、インフルエンザが流行しているとあった。
たまたま、朝一番の歯磨きがインフルエンザの感染防止に有効との本が目に留まった。
「朝起きてすぐの歯磨きがあなたを守る」(川合滿著、平成21年)という。
ひとは寝ている間、唾液の分泌が減り、口腔内の細菌が増え、相当の量になる。
うがいでは取りきれず、朝食後では遅いという。
インフルエンザはウイルスが喉等の粘膜細胞に入り込むことで感染するが、細菌が出すタンパク分解酵素というのが一役買っている、と。
ウイルスの棘みたいな先端を酵素が溶かして針のようになって細胞に刺さるらしい。
従って、歯磨きによって口腔内の細菌を減らせば、感染のリスクは小さくなるという。
なにせ、1万分の1ミリの世界なので、目にはみえないけれど、感染には介在者がいるというのはこの世の話として面白い。
健康な人でも感染する一方で、家族でも感染しない人がいるのはこの辺りの理由なのだろうか?
ただ、朝起きて歯磨きに直行というのをいきなり習慣化するのはちょいと厳しい。出来るだけ早く磨くということで許してもらおう。
著者は、よく言われている緑茶や紅茶でのうがいも勧めているのでこちらはできるかも。
お立ち寄り頂き感謝。
by morinoyakata2019
| 2019-05-23 06:20
| 暮らしの友